「市民参画のまちづくり」「みずから考えみずから行動する」日田市の未来を市民の皆さんとともに考えます

 2019年の統一地方選挙にて初当選し、日田市議会議員となりました。2019年からの4年間、改めて日田市には、多くの課題や問題があることを実感しました。また、その一つ一つを行政だけ・議会だけ・自治会だけ、ましてや個人だけで解決できるものではないと学びました。
 行政職員も、全ての事業において、専門のスキルをもった担当者がいるわけではありません。だからこそ、専門家や地域住民、子どもからお年寄りまで、あらゆる方からの意見やアイデアを拾い上げながら、より良いものに作り上げていく必要があります。
 中山間地域に暮らしている方には、そこに住む知恵や工夫があります。また介護やこどもの教育環境、文化芸術を高めていき、持続可能な社会にしていくためには、他の方にアドバイスをもらったり、実際の意見を伺うことがとても役に立ちます。
 今後も、意見交換や議論、情報共有の場を生み出していきたいと考えています。

身近な暮らしの地域課題に声をあげてきました!

一期四年の日田市議会定例会 一般質問より
①日田市自治基本条例(平成26年4月施行)を見つめ直す

平成26年4月に施行された日田市自治基本条例は4年に一度、条例の見直しを行います。今回は、令和3年度は、見直しが行われました。市民アンケート調査では、約8割の市民が「日田市自治基本条例」を知らないと回答しています。「市民参画」のまちづくりを進めて行くためには、市民のみなさんと「日田市自治基本条例」をもっと知り、身近な出来事とリンクさせて考えて行きたいと思います。

②公立図書館の活かし方

図書館だからこそできる役割とは何か。
地域の産業や伝統文化などの資料を充実させ地域をより深く学べることや、多くの本を知る図書館司書が本との出会いを媒介するなどの重要な役割があります。これからの淡窓図書館をみずから考えみずから運営したいと声をあげる市民とともに、図書館をもっと市民育てに活かしていきます。

③市民参画のまちづくり

日田市自治基本条例を持ちながらも、情報共有や市民参画が十分でしょうか。これまで、総合計画や都市整備、高齢者福祉計画や教育・観光・産業振興を推進させていく際には行政内部で計画素案を策定し、そこから市民代表により構成された審議会や委員会に諮問するという行政主導の形式をとっています。しかし、一部の声や意見で留まることが多く、より「市民目線」で計画が充実したものになるには、市民の関心の高まりと参画・合意形成を促す職員の能力形成が欠かせません。