









2019年に日田市議会議員として活動を始めて以来、私は「まちの課題は、誰か一人や、一つの部署だけでは解決できない」ということを、活動の現場で深く実感しています。
1期目の4年間は、市民の皆さまが市政の主役となり、日田で安心して暮らせる土台を築くとともに、まちの様々な出来事や政策に「市民参画」していくための基盤づくりに注力してまいりました。
そして、2期目の現在も、その土台を活かし、提言の「実現」に向けて行動しています。中山間地域に息づく日々の知恵、子育てや介護、文化芸術の現場で奮闘する方々の貴重なアドバイス。
これらは、持続可能な日田市をつくるための、かけがえのない宝物です。これからも私は、皆さまの「身近な声」を大切に、行政や専門家、そして地域の皆さまと手を取り合いながら、様々な課題を乗り越えていきます。ぜひ、皆さまの意見交換や情報共有にご参加いただき、一緒に、日田の未来を創っていきましょう。
置き去りにしない!市民のための自治(自治基本条例・透明性の確保)
自治基本条例を市民にとって身近なものにし、日田市の様々な施策や課題を市民ひとりひとりが「自分事」として考えながら合意形成し、計画を進めて行くことが、持続可能なまちづくりの要です。
「市民参画」は、一部の市民代表だけが担うものではありません。市民の合意形成が不可欠な行政課題に対し、私は日田市自治基本条例を基に、より透明性の高い議論の場を強く求めてきました。
私たちは、この条例を皆さまの身近な暮らしと結びつけ、市民のみなさんが納得する「市民のための自治」を、これからも強く推進していきます。
地域の活力を生む!「文化・芸術」と「防災」
日田市の歴史や伝統、文化・芸術には、地域と人、そして人と人を繋げる力があります。これを観光や福祉、産業振興と連携させることで、地域経済の確かな活力へと変えていきます。若者や障がい者、子どもから高齢者まで、様々な方が「自分らしさ」を表現できるアート。多様な市民の創造的な活動を支援し、日田市の魅力を高めます。また、近年頻発する豪雨災害に対し、復旧後の検証や日頃からの防災への取組は、地域の絆を力強いものにします。次なる災害に備えるための、強靭で持続可能なまちづくりを推進します。
「市民目線」が生きる共創のまちづくり
日田市では、重要な計画(総合計画、都市整備など)の策定が、行政主導の形式が主流であり、一部の声や意見で留まり、「市民目線」が十分に生かされないという課題があります。公共施設の維持管理や子育て・教育、都市整備、次世代への引継ぎなどの喫緊の課題に対し、市民の関心を高め、行政と市民が共に創っていくことが最も大切です。私は、市民と行政がしっかり対話し、市民の声を「計画の骨子」として活かし、共創しながら、全ての市民が納得できる持続可能なまちづくりを推進します。
