2021年の1月から3月にかけて、隈まちわいわいワークショップを開催しました。
隈まちづくりセンター黎明館の活用方法について考えようというきかっけで企画し、隈わいわい会議のメンバーを中心に準備や運営を行い、伴走役には、建物や市民参画のまちづくりの専門家として藤原惠洋先生にお願いしました。
通常は、最低でも2週間あけて、前回の振り返りを行って次の内容を組み立てていきますが、
このワークショップは、毎週開催するという、異例の企画でした。
しかも、隈まちづくり委員会の代表の草野さんに20年前の計画や取り組みを伺ったり、隈の歴史やまちの移り変わりを振り返ったりと、盛りだくさんの内容でした。
そこで、毎回の意見交換やアンケートから見えてきたことが沢山ありました。
日田祇園は伝統ある行事で大切だけれど、そこには出てこない女性たちの存在、
古い建物を所有している方の守りたいという切実な思い、
三隈川と町の関係や川から繋がる他の地域との歴史、
水害や火事など多くの災害からまちを守ってきた話、
次の世代へバトンタッチして、まちを存続していってほしいという思い、
知っているようで知らない歴史や思いを知ることができました。
そこから、
もっと人の話を聞きたい、建物やまちの変遷について調べていきたいなどの意見を新しい事業としてスタートさせることにしました。
「隈まちづくりバンク事業」
隈まちづくりセンター黎明館が、元々、大分銀行日田支店として建てられたことに由来して名付けられました。
6月27日（日）にスタート。
隈のお宅拝見（まちあるき）では、藤原耳鼻咽喉科さんの建物と京屋山田家さんの建物を拝見しました。
また、隈のまちかど達人（公開ヒアリング）は、みどりの禮子さん。
建物見学も大いに盛り上がりましたが、午後の禮子さんの話も、日ごろ聞けないようなお話を聞くことができ、じーんとしました。
https://www.facebook.com/reimeikan1916/posts/1896222017215547
次回は、2021年7月24日（土）・25日（日）開催します。