2025年2月10日(月)本日は、日田市議会 水資源対策議員連盟の研修会がありました。
今回は、日田市の水環境の現状報告を聞いた後、熊本県にある竜門ダムの現地視察を行いました。
日田市環境課から、今年度調査した三隈川・大山川・高瀬川・玖珠川の水質調査の結果から考えられる課題や要因について話を聞きました。
下筌・松原ダムが出来て50年。水量や水質、河川環境に対する市民の意識などが変化してきました。「海水浴場のように、みんなが川で泳いでいたし、何より綺麗だった。」と50年以上前の三隈川の話をよく耳にします。現在も遊船・鵜飼やリバーフェスタ、そしてSUPなど活用は続いていますが、当時の美しかった水質とは随分ちがっているようです。
午後から、竜門ダムに移動し、ダムの成り立ちから、ダム内部、そして日田方面からの流れ来る取水口の現地見学などを行いました。
竜門ダムの水は、現在、農業用水や熊本玉名方面の工業用水などに使われています。近年、稼働が開始された半導体工場への使用も検討されています。今後、使用する水量は増加することがありますが、減少することはありません。水源地域である中津江・上津江の方々からのお話も含め、日田市議会でも議論されています。
今後も、日田市議会では現状把握や対策について専門家から学ぶ機会を作ったり、国への働きかけなど、取り組んでいきます。


