20224年9月18日 今年度の第1回日田小鹿田焼きの里景観委員会が開催されました。
昨年度、和解金が3月議会に上程、可決されました。それで、全て解決し進めて行くというものではありません。現在、住み暮らしている地域の方や関わりのある方々にとって、選定された以降、良いことよりも規制され窮屈な思いをしてきたという思いがあります。
メリットがあるから選定してもらったというより、長年、窯業や農業をしながら暮らしてきた地域が、国の新しい「文化的景観」になってしまった。良いことがあるより、この景観や地域を静かに守っていきたいという思いを抱かれています。また、小鹿田焼きは一子相伝で守られてきましたが、これからも一子相伝で守っていくことにも課題があります。単純に補助金が出るとか、活性化して賑わうということで解決するようなものではなく、暮らしや景観をこの地域の方々だけではなく、日田市の大切な宝として守っていくためには、どのようにしていけば良いのか、多くの方と考えて行く必要があります。