J-クレジット制度 勉強会

大分県西部振興局にて、前津江やませみのメンバーとともに、J-クレジット制度について学ぶ勉強会に参加しました。

前津江のやませみの皆さんとは、千年あかりの竹灯籠の処理で一昨年から連携しています。
日田市豆田地区を中心に開催される千年あかりは、里山保存や親水、観光客の誘客を目的に始まりました。手入れが行き届かず増えてしまった竹を灯籠にし、その灯りを楽しむまでの行程は循環していますが、イベント終了後、大量の竹の処理を全て循環させることは難しく、千年あかり実行委員会でも課題となっていました。しかし、一昨年から前津江やませみの方たちが竹炭にし、それを畑の肥料にする取り組みを始めたことは、千年あかり実行委員会としても大変嬉しいニュースとなりました。

今回は、J-クレジット制度の仕組みを学ぶために勉強会が開催され、参加しました。前津江やませみの竹炭は主に農業用肥料として使用されるため、竹炭が畑の土に与える影響について簡単に話を聞きました。その後、J-クレジット制度についての説明を受けました。

千年あかりの竹灯籠からできる竹炭の容量や成分の検証が必要です。また、どの程度カーボン・オフセットなどに活用可能なのか、申請方法を含め、次年度に向けて進めていく予定です。

次回は、千年あかり実行委員会の関係者や環境に関心のある方々に声をかけ、一人でも多くの方に理解を深めてもらいたいと思います。