令和4年(2022)第3回定例会/9月議会

2022年8月31日(水)に開催しました。
私の一般質問は、9月7日(水)に行いました。
質問項目は「市民参画」のまちづくりについて
日田市に限りませんが、自治体はをどのようなまちにしていくのか、全体的な計画(総合計画)から、各分野ごとに細かくまとめた計画など、数多くの計画を策定しています。
例えば、第6次日田市総合計画
計画期間は、平成29(2017)年度から平成39(2027)年度の11年間です。
基本構想(日田市の将来像や市政の基本方針を示したもので、これからのまちづくりの根幹)、基本計画(基本方針に沿って実施する施策を体系的にまとめたもの。第1期計画を3年間、第2期計画を4年間、第3期計画を4年間に区分して策定。)、実施計画(市が実施する具体的な事業の計画をまとめたもの。実施計画は3年間を単位として毎年見直しを行い、各年度における予算編成の指針なる。)
日田市総合計画を基にしながら、福祉や教育た都市計画など様々な分野の計画が策定されます。

今回は、日田市高齢者保健福祉計画と一般廃棄物処理施設整備基本計画、日田市過疎地域持続的発展計画の策定時における「市民参画」について、また新しい公共推進事業や自治基本条例推進事業を進めるうえでの「市民参画」について質問を行いました。

私は、2019年に議員になって以来、「市民参画のまちづくりについて」や「日田市自治基本条例について」という項目を何度も質問しています。
私自身は、議員になる以前、川開き観光祭や千年あかり、また自ら仲間たちと作り出した水面の盆など、数多くのイベントに関わってきました。
その際、「イベントを行う=活性化」、また「イベントに関わること=市民参画」だと考えていました。
もちろん、イベントに多くの方が関わり、ともに意見交換しながら、作り上げていくことは、とても大切なコトです。
イベントを行ううえで、来場者が多かった、賑わった、楽しかった、というだけで満足するのではなく、そのイベントをともに作り上げた人たちは、どんな人だったのか、また来場者との関りはどうだったのか、この場所でこのイベントを行うことの意味は何だったのか、など、イベントの中身だけでなく、そこから一つでも大切なものが生まれたり、次へつなげていくことがとても大切だと考えるようになりました。
それと同様に、日田市の事業や計画も、一人でも多くの市民に知ってもらい、ともに考えてもらうこと、そして何より、その計画や事業を、ともに支え合うことができるようにしたいと考えます。

高齢者保健福祉計画は、こどもたちや介護が必要という家族がいない場合には、「関係ない」と思うかも知れません。
しかし、近所に一人暮らしの方がいたり、親が介護が必要になった時、日田市にはどんな施設があり、どんな支援があるのだろうか?と考えると少しだけ、身近に感じられるようになります。
一般廃棄物処理施設整備基本計画も、「自分の住んでいる地域にできるものではないから、よくわからない」かもしれませんが、毎日、自分の出したゴミは、どこでどんな風に処理されるのか、もし、清掃センターが無かったら、私たちのゴミはどこに出せば良いのか?など、ほんの少しでも、わが事に置き換えると、「今度、できる清掃センターは、どこにできるのかな?」と考えられるようになります。

「市民参画」と言っても、難しい意見を言う必要はありません。
身近なことに置き換えながら、自分だったらこう考えるけれど、隣の人は、どう考えるだろうか?と意見を交わし合うことで、理解が深まったり、もっと良いアイデアになっていくことが多くあります。