高齢者等移動支援体制整備事業「みんなでつくる高齢者の移動支援」

高齢者等移動支援体制整備事業 講演会「みんなでつくる高齢者の移動支援」

対象:高齢者の支えあい活動や移動支援に関心がある人
講師:NPO法人全国移動サービスネットワーク理事等
5月28日(火)、5月29日(水)、5月31日(金)、6月1日(土)で開催されました。
5月29日(水)の夜の部に参加してきました。

すでにある路線バスやタクシーのほか、コミュニティバスやデマンドバスや乗合タクシーなど、日田市では様々な公共交通対策を行っていますが、補助金などの投入だけでは解決しません。公共交通を維持していくというのは、なかなか難儀な課題です。
今年度から、「高齢者等移動支援体制整備事業」がスタートしました。そのスタートとして今回の講演会が開催されました。講演会では、行政だけではなく、住民やNPO法人、社会福祉協議会及び交通事業者等が連携する事例など、色々な事例と仕組みが紹介されました。
自分たちの地域では、どんなことができるのか?誰とやれるのか?などを考える初めの一歩です。次のステップでは、地域で具体的な意見交換や検討を専門家が伴走しながら、行っていきます。

★全国の事例(昨年、現地で視察調査を行いました。)
ノッカルあさひまち(富山県朝日町)
〈人口〉11,173人(高齢化率44.6%)
〈世帯数〉4,693世帯
住民のマイカーでの移動を活用しながら、住民同士の助け合いの気持ちをカタチにした公共交通サービス国交省認定の日本第一号モデル。
ノッカルは、バスとタクシーの中間のサービスとして開発。既存交通の需要を奪うのではなく、全体としての利便性向上・移動量増加を目指した取り組み。